HSK5級をネット試験で受験!紙試験との違いやメリット・デメリット
大家好!!
先日、HSK5級をネット試験で受けてきました。
今回は『HSKのネット試験とはどういうものなのか』、『紙試験との違いはどういうところなのか』などについて感想とともにまとめていきます。
HSKのネット試験とは?
HSKのネット試験は『HSK (iBT) 』といわれ、中国語では网考。
紙試験とは違い、パソコンのみで試験を行います。
キーボード・ヘッドフォンが準備されており、それ以外は何も使えません。
公式サイトはコチラ↓
HSKのネット試験と紙での試験は同じ
HSK(iBT)の公式サイトによって説明されていますが、ネット試験と紙の試験はただ試験方法が違うだけです。
試験内容、試験結果、またそれにより証明される中国語能力について差異はありません。
試験会場は東京と静岡のみ…
日本で受験する場合、ネット試験は東京と静岡のみとなっています。
東京に4か所、静岡に1か所、試験会場が設けられているようです。
公式ホームページには毎月開催されると書いてありますが、2019年の場合、静岡だけは6月と12月の2回だけだそうです。
公式ホームページの試験会場から確認できます↓
実際にネット試験を受けてみた感想
僕は中国で受験したのですが、近くで開催されているのはネット試験のみでした。
当日の受験者は合計25人程度。そのときは、同じ教室ですべての級の人が受験していたようです。
紙試験とのギャップに戸惑う…
初めてのHSKで、かつ初めてのパソコンを使っての受験でした。
ネットで模擬試験を受けることができたのですが、やりませんでした…
(公式サイトで過去問をやることができます)
特にリスニングとリーディングに関しては、メモやチェックができず不便。
紙試験であれば、ここがポイントだなと思うとところに線を引いたりできますが、それができません。
ペンや紙などを持って受けることはできません。
僕はネット試験を受けることが前々から分かっていましたので、それを想定して書き込みをしずにテスト対策をしていました。
あとは紙試験と違い、目がめちゃくちゃ疲れます(笑)
パソコン画面で中国語を読むのを慣れていないのもあり、なかなかキツかったです…
ただネット試験にはメリットも
ピンイン入力なので漢字が分からなくても大丈夫。
僕はHSK5級を受験したのですが、ライティングにおいてはかなり助かりました。
過去問をやっている際には紙に書いてやっていましたが、漢字が思い出せず別の表現に変えることがしばしばありました。
漢字を覚えるのがベストだと思いますが、パソコンであれば忘れてもピンインでなんとかなります。
また、ピンインでの入力の際は、入力候補もでてきます。
自分のPCでピンイン入力を試して、慣れておくのが良いと思います。
PCのピンイン入力設定方法はコチラが分かりやすいです↓
入力言語の切り替えを行うキーを変更する方法 | HP®カスタマーサポート
設定後は【SHIFTとALT】で変更できます。
作文の修正がしやすい
パソコンでの作文でしたら、すでに書いた文でも部分的に修正することができますし、さらに「ここにもう1文追加したいな」というのもOKです。
また並び替え問題もドラッグするだけで、最後のライティングパートはかなり早く終わります。
リスニングはヘッドフォンを使用
HSK(iBT)の公式サイトには、試験準備の段階で『ヘッドフォンをつけ音量を確認する』と記されています。
ネット試験の場合は、どこでもヘッドフォン使用するっぽいです。
リスニングは一番最初ですし、なにより集中しないと聞き逃しが多発します…
紙の試験の場合、公式サイトには『試験準備後に放送が開始される』と書かれていますのでスピーカーを使用するのでしょうか。これについては実際どうなのかよく分かりません…
マークミス防止や時間短縮になる
紙試験の場合、マークする時間って合計すると結構かかると思いますが、パソコンであれば同じ画面の中で1クリックするだけです。
結論として、僕的にはネット試験のほうがちょっと有利なんじゃないかなと思いました。
とはいっても、まず大事なのは勉強することですよね(笑)
今回はHSKネット試験を受けた感想をまとめてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
拜拜!!