初HSK5級で8割越え!実際に使ったオススメ参考書と勉強法
大家好!!
中国語学習の大きな壁の一つであるHSK5級。
最高レベルHSK6の一歩手前で、いよいよ中国語高級といった感じです。
今回は僕が約1年間の勉強により、初めてのHSK5級で8割以上のスコアを取るまでに利用した参考書と勉強法を紹介します。
実際のHSK5級のスコアがこちら
最初の導入としておすすめの参考書
約1年間勉強してきましたが、半年間は日本で勉強し、残りの半年間は中国の杭州にある大学に語学留学をしました。
日本にいる間は、大学で講義もとってはいましたが、ちょくちょく勉強する程度でしたので、真面目にやれば3ヶ月ほどでできます。
まずはじめに、僕が中国に語学留学に行く前に使用したオススメの参考書から紹介していきます。
中国語発音完全マスター
学習期間:1週間
まずは発音の勉強をするのがオススメです。
日本人が最も苦手とするのがリスニングやスピーキングであり、これを身に着けるために重要なのが発音です。
発音できなければ話せませんし、発音できない音は聞き取ることもできないからです。
たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話
学習期間:1ヶ月
CD BOOK たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話 (アスカカルチャー)
- 作者: 趙怡華
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2011/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
この参考書は今から中国語を勉強するという方にオススメ。
内容は簡単で分かりすいため、勉強しやすいと思います。
基本的な文法とそれを利用したフレーズが書かれています。
中国語の基本的な文構成などを学べると同時に、実際に使える中国語を学ぶことができます。
本気で学ぶ中国語
学習期間:1.5ヶ月~2ヶ月
これはなかなか分厚いので少し時間がかかるかもしれません。
ただ基礎を身に着け、初級から中級へステップアップするための良い参考書です。
上で紹介した3冊の参考書については別記事に詳しく書いています。
勉強法について↓
参考書の詳しいことについて↓
中級レベルへステップアップ
ここからは、僕が中国で語学留学をスタートした際に用いた参考書を紹介します。
いざ中国にやってきたものの、当時は全く話せませんでした。
この時から、「実際に使える中国語を身につけよう」という意識のもとで勉強を始めました。
まずは文法書のオススメ2冊
Whyにこたえる中国語文法書
こちらは初学者向けではあるのですが、基礎的なことでも意外と知らなかったことが結構載っています。
『なぜこういう表現なのか?』 今までは特に考えなかった部分にフォーカスが当てられ、根本的な部分の理解をより深めることができます。
これから勉強をはじめる方はもちろん、中級レベルの方でも読んでおいて損はない1冊だと思います。
誤用から学ぶ中国語
タイトルの通り、多くの人がしがちな誤った中国語表現を紹介してくれます。
他の参考書では説明されなかった、『なぜこれが誤りであるのか』という疑問を解決してくれる1冊。
これ1冊でかなりのボリュームがあり、中級者向けの文法書だと思います。
僕もこの参考書から、自分の中国語の誤りを知ることがたくさんありました。
より正しい中国語を身につけるために、オススメの1冊です。
長文読解にとりかかる
これらの文法書の勉強をしつつ、同時に長文読解の勉強を始めました。
僕が利用したのは、北京語言大学出版の【发展汉语 中级】のシリーズです。
こちらは留学中に授業の教材として購入しました。
日本のAmazonでも購入はできますが、中国で買う場合に比べてちょっと高めです。
発展漢語 中級総合 ?(第二版 附MP3) 【中国語 解説CD付(中国語)】
- 作者: 徐桂梅,牟雲峰
- 出版社/メーカー: 北京語言大学出版社
- 発売日: 2011
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
この北京語言大学から出版されたものはシリーズで、中級のなかに【総合・口語・听力・阅读・写作】と5種類あります。
また中級(Ⅱ)も出版されており、難易度はちょっと上がったかなぐらいです。
もし購入するのであれば、上の【中級総合 (Ⅰ) 】がオススメです。
【中級総合 (Ⅱ) 】もAmazonで買うことができます。
あまり流通していないようなので、メルカリなどのフリマアプリを見てみるのも良いかもしれません。
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長文読解のための教材選びのポイント
教材選びの重要なポイントとしては…
CDでの音声付、重要単語・使われた文法の紹介や問題がついていることです。
オススメの長文教材活用法
これは上の長文教材を用いて、僕が実際にやっていた勉強はこのような感じ。
①まずは長文を読む
②意味・ピンイン・発音の分からない単語を調べる
③音声教材を聞いて確認
④実際に自分で読む(おすすめは録音)
長文の音声を聞いて、自分で読むというのが非常に大切です。
最初はピンインを調べたりなど、かなり時間がかかりますが、どんどん慣れていきます。
また、それにともなってだんだんと声調のリズムなども身につき、スムーズに読めるようになっていきます。
HSKの過去問に取り組む
僕は4月中旬にHSK5級を受験したのですが、過去問は約1ヶ月半ほど前から始めました。
こちらの模擬試験を購入し、ひたすら実践と復習を繰り返しました。
(10回分のうち9回分の模擬試験をやりました。)
模擬試験は自分の中国語の能力を知るための良い機会であり、また今までの総復習という点でも最適です。
模擬試験を通して、全体の時間配分、自分の苦手なところなどを把握し、本番に備えます。
僕の場合は、本番と模擬試験は大体同じスコアでした。
模擬試験で鍛えつつ、自信をつけていきましょう。
以上、僕がHSK5級で8割以上の点数を取るまでに使用した参考書と勉強法でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。
拜拜!!