中国語は1年間でどれほど伸びたのか?【HSK5級?】【留学は必要?】
大家好!!
中国語を勉強している方であれば、HSKで6級を一つの目標にしている方も多いと思います。(HSKは1級から6級まであり、6級が最高ランク)
ただ、いきなり6級を受けるよりも、ステップとしてHSK4級または5級からチャレンジしていく方が多いのではないでしょうか。
今回は僕が約1年の勉強により、初HSK5級で8割超の点数をとった過程について書いていきます。
(あくまでこの1年間の過程ですので、読み物的な感じで読んでください笑)
実際にこれまでに使ったオススメの参考書は別記事で↓
初めてのHSKは何級から?
僕にとって初めてのHSKは、今回のHSK5級でした。
オススメとしてはHSK4級またはHSK5級から受験するのがオススメです。
最終的に6級を目指していますが、この時の僕にはかなり難易度が高そうでしたので…
HSK5級を受けるメリット
ある程度勉強した後だったので4級は簡単すぎる感じがして5級から受けることにしました。
5級の勉強していて感じたことは、実用的な中国語を学ぶ機会にも繋がったということです。
リスニングや作文問題などで、「実際に使えそうだな」と思うフレーズや表現方法を新しく学ぶことが多かったです。
その時の自分のレベルにあった試験に臨むことで、今までの総復習をしつつ、新しいことを学ぶ良い機会になると思います。
そういう意味で、この時の僕にとってはHSK5級が最適でした。
HSK5級を受けるまでの1年間
先ほど中国語の勉強を始めてから約1年でHSK5級を合格したと書きました。
これは事実なのですが、実際に本格的な勉強をしたのは約6ヶ月ほど。
2018年4月:大学で第2言語科目の中国語を受講
『中国語を始めよう!』と思い立ち、第2言語科目として開講している中国語【初級】を受講しました。
当時僕はすでに大学4年でしたので、1年生しかいない講義でひそひそと出席していました(笑)
講義は週に2回のみで、進み具合もかなりスロー。
ひとまず講義に出ることで、徐々に基本的なこと・中国語とはどんな言語なのかということをざっくり知ることができました。
2018年6月:中国一人旅にいってみる
約2ヶ月ほど大学の授業を受けてきましたが、実際に中国に行くとほぼ何も話せず絶望しました…
いくつか使えそうなフレーズを準備しておきましたが、初めて話すため『ぎこちなさ』や『本当に伝わるのか?』という不安などでいっぱいでした。
案の定、全然伝わらずに早々にメンタルがやられました(笑)
今になって思いますが、中国の方の対応にビビっていたのだと思います。
自分のぎこちない中国語に対して、『あぁ?』といわれ怖くなったのでしょう…
今になって感じますが、怒っているようでも実際そんなことは少ないですし、何より気にしないことが一番で、むしろ強気に行くことが大切です。
でもこれって結構難しいですよね。僕自身かなり内気な性格なのでよく分かります。
当時、フレーズの準備のために利用したオススメの参考書は…
CD BOOK たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話 (アスカカルチャー)
- 作者: 趙怡華
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
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2018年9月:休学して語学留学
日本の大学を休学した後、杭州にある大学に語学留学をしました。
大学4年の7月ごろ思い立って休学を決意しました。
このときの休学に対する思いや考えは別記事に書いています。
いざ中国に渡った時でさえ、僕はほぼ何も話せませんでした。
まともに話せた中国といえば、『你好』『谢谢』『我是日本人』ぐらい…(笑)
ここで中国にきてからやっと、使える中国語を身に着けるための勉強が必要だと感じました。
それに、この時は別にHSKのことなんて全く考えていませんでした。
意識としては、ただ中国で生活するため・中国語でコミュニケーションをとるためのことだけでした。
2019年4月:初HSK5級で8割
9末から3月末までの約6ヶ月間、中国での中国語の勉強を続けました。
中国語を使わざるを得ない環境に身を置くことで、自分でも感じるほど成長ができました。
HSK5級を受けることを決め、準備し始めたのは3月あたま頃。
約1ヶ月前ほどから重点的に過去問に取り組みました。
最初は時間が間に合わない、かつ点数も6割くらいでしたが、徐々にあがっていき安定して8割ほど取れるように。
リスニングに関しては、一気に伸ばすことが難しいと思います。
なので、日ごろから中国語を聴いたり、自分で音読する習慣をつけておくのがオススメです。
読解に関しては、慣れが結構大きいかなと思います。
特に日本人に関していえば、漢字が分かるので、あとは読解スピードを上げていくに尽きます。
勉強法についてのまとめ
これから中国語の勉強をはじめる方向け↓
中国語学習で最優先して身に着けることについて↓
オリジナル単語帳の作り方と使い方について↓
HSK5級をとるまでに使ったオススメ参考書と勉強法について↓
bilibiliのオススメ動画やUP主について↓
留学が最も良い学習方法なのか?
僕は留学をして一気にここまで伸びました。
まだまだ聞き取れないことも多いですが、コミュニケーションは普通にとれるようになってきました。
分からないことがあっても、聞くことができますし、その説明も理解できるようになっていくからです。
本当に短期間で中国語を伸ばしたいなら語学留学はかなりオススメです。
ただ留学しても日本人同士でずっといたり、ただ授業に出ているだけであれば、意味があまりないと思います。
最も重要なのは中国語を使う環境をつくること。
なので、留学することなく、日本にいながらでもできないことではありません。
日本に中国からの留学生や社会人の方が多いのも事実です。
中国語を自分のコミュニケーション能力として身に着けつけるよう努力していけば、成長も早いですし、それに付随してHSKでも結果として表れてくると思います。
あくまで一つの過程・目標としてHSKをとらえておくのが良いんじゃないかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
拜拜!!